2021-02-17 ■ 短歌 旅人に林檎の在処をたずねれば あにおとうととなりし日を指す 触れてはいけない星に触れたね あの日の罰をまだ覚えてる ありがとう私を覚えていてくれて 透明な日々に色がついた日 守りたかった守るべきだと 一人では何もできない子供が嫌で なにもかも終わった後にも星は光り 蠍の灰を抱きしめ生きる (輪るピングドラム)