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最後まで 言えなかったあの言葉があって 次会う君はまっさらな君
はじめまして 出会ってくれてありがとう あの日の続きを言ってもいい?
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一枚の絵画のようなあの瞬間(とき)が 忘れられないのだと異邦人は云う (ベディヴィエール)
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輝きに眩んだままに落ちていく この変奏曲 長すぎるよ ねえ (サリエリ)
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暴れれば暴れるほどに締め付ける 苦しみを知るあなたがころして (アヴェンジャー)
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追い越したいわけじゃなかった みずうみの ほとりに立つのは自分がよかった
完璧と 憧れていたおうさまの 華奢すぎる肩を知ってしまったから
小さな背に 縋ることすらできなかった ねえ見てひとりで 大きくなったよ
貴方のように なれないことを知りながら 今夜も剣を抜く夢を見る
(モードレッド)
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最後まで言いたいことも言えぬまま でも少しだけ 嬉しかったの
ぎこちなく差し出した手を取ってくれた ランチタイムが続けばよかった
真っ直ぐに進むあなたの日曜日が 幸多きものでありますように
(オフェリア)
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間違いなどひとつも犯してないような まっすぐな目で世界を壊すの
振り向きもしない確かな足取りは だんだん人ではなくなるようで
世界と私 どっちが大事ですかなど 狡いことをたまに聞いてみたくなる
(藤丸立香)
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私には親友がいたはずだった (名前は確か フジマル×××)
燃えるよな 髪と目だけは覚えてる 生徒名簿にもいないあの子
もう二度と会えないのだと知りながら 霧の向こうに彼女を探す
(藤丸立香の親友のはなし。)